大貴図鑑(沿革)
昭和40年
平野光一が下地町で豊橋孔版印刷所を設立
事業内容:スクリーン印刷で布やビニール等を印刷
技術:手刷り(製版も手貼り)
昭和45年
事業内容:トヨタの車検証入れ、雛人形の絵(転写紙に印刷)
技術:ミノグループの半自動機を購入
昭和47年
大貴シルクに社名変更
事業内容:布等(幼児の枕カバーや布団カバーにイラストを印刷)
5月人形の屏風、雛人形の台(プラスチック)
手刷りでアルバイトした。1時間10円だった。
昭和55年
事業内容:アクリルやプラスチックの印刷が入ってくる
技術:平板印刷機導入
当時100万円くらいした機械だったけど 使いにくかった。
昭和56年
“特殊印刷産業 大貴”に社名変更 大岩町に工場を建てる
事業内容:工業部品の仕事(車のパワーウィンドーの印刷やイグニッションランプの印刷)
技術:スベシアミニ導入 UV照射機(小さい)導入
特殊印刷産業ってなに? 借金の塊
昭和57年
法人化に伴い”有限会社 大貴”に社名変更
事業内容:工業部品の仕事が8割になる。CD本体の印刷やポリカシートへの印刷等
技術:手刷りが主体
大学を休校し家業を手伝う。
平成3年
平野 師雄が社長に就任
事業内容:カメラ部品、FAXの銘板(アクリル)
技術:平板印刷機(SK)導入
平成2年12月 平野光一が他界し家業を継ぐことになる。
平成5年
事業内容:カーアクセサリーに印刷
技術:パッド機導入
シルク印刷とは違いRがあっても大丈夫で革命的だった。
平成6年
事業内容:パーソナルFXの銘板(アクリル)
技術:スクリーン印刷機(SK)導入 パッド機導入
透明アクリル(インジェクション)への印刷が爆発した。
平成7年
事業内容:産業機器の銘板、携帯電話の画面(アクリル)
技術:スクリーン印刷機(SK)導入
さらに仕事が忙しくなり死にそう。体重は53kgになる。
平成9年
増築し荷物用リフトを設置し2階でも印刷を始める
事業内容:透明アクリル(インジェクション)への印刷
携帯電話の液晶表示部の印刷
夜中の12時に平気でお客さんから電話が鳴る。
平成13年
事業内容:産業機器の銘板、携帯電話の画面(アクリル)
印刷プラス加工で製品に付加価値を付ける。
技術:ミノマット導入 パンチングマシーン導入 プレス機導入
B社が中国に行ってしまい仕事の内容を変える為に機械投資しました。精度の良い穴を開けるのに350万円は高いと感じる。
平成15年
事業内容:メモリースティック、インジケータ(ノートパソコン)
DVDオーナメント
技術:スクリーン印刷機(SK)導入
この頃も寝れなかった。
平成16年
事業内容:携帯電話アクリルの伸び縮に対応、印刷精度が高い要求に答える
技術:スクリーン印刷機(SK)導入 画像合わせ装置付き平板印刷機導入
2000万円の機械投資大丈夫?
簡単な仕事は海外に行ってしまうので高精度が要求されるISOが来て職人の価値は急降下、バカにするな!
平成18年
事業内容:鏡面印刷やスモーク印刷、メタリック印刷に効果的
技術:自動スキージー研磨機導入
平成20年
技術:UV硬貨装置導入
買ってみたけど仕事が無い。
平成22年
プレス機導入
事業内容:携帯電話の目隠しシート
アイフォンが出る前で仕事が有ったがその後撃沈。
平成25年
事業内容:発泡PPに印刷
技術:UVインクジェット機導入
リーマンの後4期赤字が続き銀行に見放されて渋々リースで購入、蟻地獄の機械である。
平成28年
事業内容:Pさんリモコンスイッチの印刷
技術:パッド機導入
ようやく黒字化したので購入
令和2年
産業機器の銘板、センサー、プラスッチク(インジェクション)、金属、自社商品、etc、
小ロット多品種なんにでも印刷出来るスクリーン印刷に感謝!